最近、黒猫さんがウロウロしてるんです。
何処からか追われてきた野良さんだと思います。
今日も朝刊を取りにドアを開けるとクロちゃんが座ったはりました。
そこへ、昔ここいら辺りでブイブイいわせていた老猫サラミが登場。昔なら有無を言わさず蹴散らしていたんでしょうが、今、人生の酸いも甘いも噛み分けたその目に映る傷ついた黒猫を、哀れげには見るものの、手を出すことなく、いやむしろ、労るように即かず離れずに守っているようでもありました。
その二匹の年老いたならず者を、じっと羨ましそうに見つめる我がオテンバ娘、あんず でありました。
私の頭の中ではデスペラード(イーグルス)が流れていたのは言うまでもございません。