wabisuke's photo diary

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カテゴリ:茶( 24 )


2009年 12月 14日

陶芸茶会

12月13日の祇園さん、観光客を縫い分けて、横筋に入るとシンとした空気に包まれる。
茶の友人の稽古場で、社中の方々の陶芸と茶という実に羨ましい茶会があり、伺わせていただきました。
今回は、茶碗、茶入れを造られている方が多かったですね。どれも思いが一杯つまった作品でした。
床には松年さん(でしたっけ)のめんないちどりが掛けられていました。場所と時期、まぁこれほどピッタリくるお軸もないやろなぁなんて思いながら、席入。
友人の手前で、つゆ草の棗(表閑)、替茶器は(多分)松風(汐汲み)の蒔絵の金輪寺で床の軸がまた菊池芳文の月にちどりと、うちの稽古場とは又色合いの違った、儚げであり艶もありの席でした。
師走の、祇園さん、一服の茶がなんとも、美味しかった。

帰りに友人とその家族で、金瓢という造り酒屋を改装したギャラリー兼お宿に寄せていただきました。
思いの外、リーズナブルで湯飲みと皿を連れて帰りました。

一力さんの横で事始めの挨拶帰りの芸妓さんに遭遇、あぁ、京都やなぁなんて思いました。

みなさん、ありがとうございました。

追記
お能は高尚すぎて縁がないのですが、松風のなかでこういう下りがあるそうですね。
(間違っていたらご指摘下され。)

沖に小さき漁り舟の、影幽かなる月の顏、雁の姿や友千鳥、野分鹽
風いづれも實、かかる所の秋なりけり、あら心凄の夜すがらやな

と、あり。
茶席の道具組に改めて思いを馳せておりました。
(お師匠様は、少し時期がずれたと言っておられましたが、雅な感性が心にグッときました。)
よろしくお伝え下さいませ。
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by funakakushi | 2009-12-14 13:20 | | Comments(0)
2009年 12月 12日

侘助

つぼみは可哀想なので、咲いているのを入れました。
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by funakakushi | 2009-12-12 14:29 | | Comments(0)
2009年 11月 23日

炉開き 菓子茶御礼 (解説版)

昨日、師匠宅にて菓子の茶が有りました。
社中の皆さんや飛び入りさんも含めて楽しい時間を共有できました。

数々のお道具、菓子、炉開きにふさわしい華やいだ席でした。
道具、菓子、茶に込められたご亭主の心遣いに触れ、
人の心の温かさを改めて感じました。

すえひろや赤き六花に鶴おどり
 (雅なお軸、かわいらしい棗と大作の水指でした。)

あかきあさ白鶴のみて笑む織部
 (大島紬と水指の紅白取り合わせに正客はにやけてました。)

人つどい碗あたたかく紅炉なく
 (湯と火と心の温もり、やっぱり茶は炉ですね。)

亭主を務められましたまるたけえびすさま
ありがとうございました。

まずは御礼まで

まるたけえびす様

                  hanatarekozo 拝
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by funakakushi | 2009-11-23 09:50 | | Comments(4)
2009年 11月 18日

炉開き(稽古編)

稽古場の炉が開きました。
もうそんな季節なんですね。
火の有難さを感じます。
と、思いに耽りながらの稽古を付けていただいたあと、
久々に妹弟子の稽古に相伴させていただきました。
若々しくってぎこちなさの見える所作ですが、
茶筅を振る腕の動きや動作から動作の流れ、気持ちの持ち様、
大変勉強になりました。

そして何よりも良かったのは、お茶が美味しいということですね。

偉そうに書いてしまいました。
まだまだ老後には至りませんが、時々の初心忘るべからずですね。
何処まで行っても、これで良しという思いに捕われないよう我が身を戒めようと感じた
開炉の茶でした。
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by funakakushi | 2009-11-18 23:06 | | Comments(0)
2009年 02月 18日

菓子の段

菓子を主として稽古する ということを昨日、社中並びに道志でワイワイガヤガヤとやりました。
亭主(兄弟子)が縁高にて出した菓子はいつにもまして鮮やかな、きんとんの菓子でした。
趣向を会話の中から読み取り遊ぶ、茶室という空間でリアルタイムに進む茶事(昨日は割稽古)では、亭主のいろんな仕掛けが、これでもかと出てきます。
私は中々口が重くて、阿吽のタイミングで会話するのが苦手なのですが、それでもあーやこーやと喋らせていただきました。大変楽しい稽古でした。
もうひとつの楽しみは、もう一度反芻(はんすう)するように昨日を思いながら改めて亭主の趣向を味わう楽しさです。茶碗と茶杓、茶、それぞれの銘が同じでして、銘も良かったのですが、ビジュアルがさらに良かった。
ということを考えながら、ニタニタするのも亦楽しからず、ですね。
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by funakakushi | 2009-02-18 11:49 | | Comments(0)
2009年 02月 11日

点前と道具

どちらも大切で、無いと茶は出来ません。
では、点前を客に見せるために茶をするのか? 道具を見せる(自慢する)ために茶をするのか?
私の茶は、其処へは行きたくないと確信しました。

一服の茶を美味しくいただいて欲しい。

その一言に尽きます。
いままでも理屈ではそう思ってきましたが、これがなかなか難しい。だから深くて面白い。
今まで、しでかしてきたことが、自分の引き出しには、そこそこ入ってます。
必要なものを必要なときに身につけてきたり、面倒くさくってやらなかったりです。それ以上に、要らんもんも入ってます。そして要らんもん同志が、ここへきて頭の中でネットワークを張り巡らしてきたようです。
人生あと半分、もうそろそろどう生きるかを、あれこれ考えてみるのも面白いような気がします。

茶をするのに理由があるならば、それは作法や技術を習得する為ではなく、自分自身に生き方を問う為のものだと思います。
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by funakakushi | 2009-02-11 11:29 | | Comments(0)
2009年 02月 10日

日常茶飯事

今日は茶の稽古でした。稽古場には、弟弟子さんが稽古を丁度始めはるとこでしたので、席に入れてもらいまして、見取り稽古をさせてもらいました。
このお弟子さん、まだ半年も経っておられませんのですけど、なりがいいんですね。柄杓の扱いとかベテラン並です。なんでかなぁというと、稽古を始められる前に数年脇で見ておられてるんです。
そう、茶はしてないけれど、見る。これは凄く大事なことやと思います。師匠やら兄弟子の稽古を見たはって、それが自然と入ってるんだと思います。ご本人は気づいてはらへんのですけどね。
スゴイことです。勉強になりました。
もうひとつ、稽古場になってます茶室です。大きな声では言えませんが、二畳ですねん。
茶をやってないお方は、それが何か???ですが、お茶を稽古されてる方なら、へー!二畳!
なんですね。で、いまさら何故そこなのか。じつはその弟弟子さんの稽古の後、私の稽古を正客で見たはったんですが、これが突き刺さるほど見たはるんです。一般の茶室で多いのは、四畳半とか八畳です。小さくても三畳ですよね。この二畳の茶室は、人の気が近すぎて逃げようがないんです。アナログテレビとハイビジョン位差があります。それを今日は再認識したという次第です。
毎週ほぼ同じ平点前なんですが、毎週といってよいほど得る物があります。
これは、狭い茶室も関係しているのかもしれませんね。
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by funakakushi | 2009-02-10 21:15 | | Comments(0)
2009年 01月 28日

茶会

お茶に興味はあるけれど、習ってはいない。
そういう方をお客さんに呈茶と茶筅を使って薄茶を点てる体験のお手伝いをさせていただきました。
毎年恒例になりつつある茶会ですが、お客さんは幾つになっても新しい、面白いことを見てやろうやってみようという方達が多く、一緒にこういう会に参加できるのは大変しあわせなことであります。
また私の拙い点前で点てました薄茶を、美味しいと言って引いてくださるのは、ホントにうれしいですね。
茶会では、もてなす方と、もてなされる方に分かれるのですが、もてなす方々にもお客さんに姿を見せる方と水屋と言ってサポートに回る方達に分かれます。
水屋の方でお運びさん以外は、決してお客さんには姿を見せませんし、声一つお客さんには届かないよう心がけて仕事したはります。(原則はね・・・)
客間(茶室)でのお茶やお菓子を出すタイミング、お仕舞いの頃合いなどは取り立てて指示は無いのですが、お茶のルール、話の切れ間、道具の発する音などを聞き分けて、水屋の方が阿吽の呼吸でやらはります。この茶会もそういう方々がおられまして、いちいちどうこう指示が無くても、お客さんが入ってこられてから帰られるまで、ノンストップで問題なく(あっても)スムーズに進みます。これは凄いことですね。一時中断の茶会って見たこと無いのですが、考えただけで凍りますね。見てみたい気もしますが・・・
何があってもフリーズしない、即座に対応して何事もなかったかのように進める為に、日頃の稽古があります。こうすれば受けるだろうか、こうすれば喜ばれるだろうかとか余計な作為はいらない。ただ、おいしいお茶を飲んでいただきたい。
すべてがそこから始まるものだと思います。
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by funakakushi | 2009-01-28 08:55 | | Comments(0)
2008年 12月 09日

事始め

師走になりましたね。
京都のおうちでは分家から本家、習い事なら弟子から師匠へ12月13日に挨拶へ行きます。
うちの社中では、弟子を代表してお鏡さんを持って伺います。
お盆に半紙を敷き、白板(薄くて白い昆布)の上にミカンをのせて結界(末広)をひざ前に挨拶をします。師走なんですが、おめでとうございます。なんです。
京都は、この日からお正月の準備をすることになっております。今年は新しいお弟子さんの番でして、色々と昔私が兄弟子から習ったことを、思い出しながら伝えなければなりません。
こういう慣わしは、口伝で伝えるものなので、伝言ゲームのように途中で都合のよいように変わる場合が多々あるでしょうね。
しっかりと伝えましょう。
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by funakakushi | 2008-12-09 12:23 | | Comments(0)
2008年 08月 22日

初心

うちの社中に新しいお弟子さんが数名入門されました。
師匠の友人というか、なんというか、まぁお知り合いなんですねぇ。
稽古始めは、立ち居振る舞い(立ったり座ったり、歩いたり・・・)から始まり、
そして割稽古、袱紗さばき〜棗、茶杓を清める。
脇に座り懐かしい面持ちでニヤニヤしながら視ていますと、師匠よりサポートの指令。
兄弟子と二人で、「袱紗さばきはこうね!」と言いながら自分でもやってみる。
「hanatarekozoさん、そこんところ、ちょっと違います!」
え〜!?!・・・
久しぶりに割稽古を浚えてみると、日頃のいい加減さがもろに露呈しました。
たまにはやってみるものですね。
ありがとう!妹弟子よ!
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by funakakushi | 2008-08-22 15:26 | | Comments(0)