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wabisuke's photo diary

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2007年 11月 22日

ヘッドランプ考

ヘッドランプ考_d0117999_21231280.jpg若い頃、アウトドアスポーツに夢中でした。山歩き、キャンプ、バックパック、アルペンスキー、クロスカントリースキー(ラングラウフスキー)、自転車、シーカヤック、etcとにかくmade in USA、UK、etcが大好きでした。(いまでも舶来モノ大好きです)。全く違うようですが、日本の伝統工芸と言われて長く愛されて来たものにも格好良さがあります。”理”(コトワリ)の世界です。理(コトワリ)のしっかりしたモノはスゴくカッコいいんです。今今のプロダクトデザインと呼ばれるデザインは、そうでないモノが多いと思います。理の無い思いつきだけのプロダクトデザイン、自由奔放でこれこそオリジナルっていう感じで紹介されています。でも、そのモノが持たなければならない機能や使い勝手をふまえた上での格好良さじゃないからでしょうか。”理”のしっかりしないモノは一瞬だけカッコ良くてもず〜っとはカッコ良くないと思います。10年、20年いや100年経っても残るものは残るんでしょうね。で、ヘッドランプですが、キャンプなんかで、夜間の活動に便利なんです。昔からよく使ってました。今使っているのは、電球ではなくLEDでスポットとワイドの両方が使えるようになってます。これは、ペツルという会社のフランス製(形がなんともフランスっぽいです)です。といっても高くはないのですが、単4電池(エネループを使えば電池を買い足さなくってグー)3本を使います。サイトの説明には特殊部隊用なんて物騒なことが書いてますが、気に入ってます。これを帽子に鉢巻きのように巻いて走ります。バッチグーですね。思っていたほど走行ラインと光軸がブレないし、見た方向を照らしてくれます。走りながら↓のフロントバッグに挟んだ地図に視線を落とすだけで確認できます。自転車に何も付けたく無ければこの照明は良い方法だと思います。ただこのスタイルですが、自分が納得出来るか、使う使わないの分かれ目です。ヘッドランプという”理”を考える時に、まず”明るい事”ですよね。でも明るすぎるのはその周りを視野から隠してしまう諸刃の剣でもあります。光の当たっている所は確かに明るい方が良く見えるのですが、それ以外の所が見づらくなりますよね。スゴく明るい所とスゴく暗い所、両方同時に見られません。だからスゴく明るくなくっていいんです。また、見える事より見られるほうが大事です。よく無灯火で平気で走っている人がいますが、あれは自殺行為です。

    シンプルであり”Think different”なモノ、存在でに憧れますね。

by funakakushi | 2007-11-22 21:24 | モノ


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